下佐備(写真館はこちら

明治10年代に新堂村大工町で既に完成されていた新調地車を下佐備の名士の方が個人で購入され、翌年の祭禮より曳行された。その2年後の祭禮の折り、参道入り口付近の沢にて地車が転倒、屋根組物まで崩壊し、そのはずれた組物を拾い集めたというエピソードも残っている。また、下佐備では村での祝事がある度に地車が出されたとのこと。その際、何故か大屋根を外した状態で曳行されたとか。少しでも軽くするためなのだろうか?更に、聞いた話では下佐備地車からは墨書きが発見されており、『大坂本町…』と書かれてあるらしい。土地名から小松一門のものではないかと推測される。


大屋根    飾目  (前) 獅噛み
             (後) 獅噛み
        拝懸魚  (前) 朱雀   (後) 飛龍
        車板     (前) 牛若丸鞍馬山修業の場
                (後) 布袋和尚と唐子
        屋根虹梁  (前) 拝龍   (後) 板虹梁
        枡合     (正面)  正行如意輪堂に辞世の句を刻む
        虹梁     (上段) 雲海に夫婦青龍
                (下段) 牡丹に夫婦唐獅子

小屋根    飾目  獅子噛
        拝懸魚  鷲の猿掴み
        車板     牛若丸、弁慶五条大橋の出会い
        屋根虹梁  拝龍
        柄振板    飛龍
        枡合     (正面)  敦盛呼び戻す熊谷次郎直実
                (右)   金太郎(坂田金時)
                (左)   富士の巻狩り(仁田四郎猪退治)
        虹梁     (上段)  雲海に夫婦龍
                (下段)  牡丹に夫婦唐獅子

勾欄     牡丹に唐獅子
棟飾り    牡丹に唐獅子
組物  三手先
拳鼻  牡丹・唐獅子
台輪  松
木鼻  牡丹・猿
尾垂木  (真中) 牡丹


平成十三年 宮入り風景 
         


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